越前シャツの作り方

石徹白洋品店の民衣シリーズ「越前シャツ」。
（ほぼ）型紙なし・直線裁断で仕立てる一着です。

現代的にアレンジされ、衿ぐりと衿のみカーブをつけた仕様に。
直線裁断ならではの、身体のラインを拾いすぎない上品なシルエットで、日常の装いにも取り入れやすいデザインです。

シリーズの中では一番難易度が高いとされていますが、理由はパーツが他のアイテムより多く、工程がやや多いから。構造自体はシンプルなので、簡単な服を縫った経験があり、「そろそろシャツに挑戦したい」という方にちょうど良い難しさです。

また、お節介で実際に縫って気づいたポイントをまとめたお手紙も作りました。こちらはオマケとしてお届けします。

＜内容＞
・越前シャツという存在
・石徹白に住んで
・越前シャツの作り方（採寸、寸法の出し方、裁断、縫製、ポイント）
・あとがき
・衿の型紙
仕様：フルカラー　24ページ

＜用尺＞
生地幅110cm：
サイズ1 , 2, 3 ＝ 1.3, 1.4, 1.7m
＊体型によって使う布の量が異なりますので上記の用尺は目安です。

＜おすすめの生地＞
薄〜中手
S&T select. Cosetteフレンチリネン、Anemoi薄手リネン、Alm - コットンワッシャー
Daruma Fabric Butterflyリネンローン
nani IRO Color Lightリネンコットン
など

＜その他用意する物＞
・12 - 15mm ボタン　8個
・布に合った縫い糸
・縫針、裁ちばさみ、チャコペンなど裁縫道具一式

＜その他＞
サンプルはサイズ1です。
ボタンホールの閂止めに、DARUMA Sashiko Thread Card  -Thin (細)-のBlue (224)を使用しました。

キットもご用意しています。
【kit】越前シャツ -薄手リネン-
【kit】越前シャツ -Colors Light -
【kit】越前シャツ -Clay -

サイズの出し方は一番最後と最後から二番目の写真をご確認ください。