袖なし の作り方
袖なし の作り方
在庫わずか:10以下
これまでの作り方「たつけ」や「はかま」、「越前シャツ」に続いて4冊目の作り方シリーズです。
こちらも、直線裁断だけで作られるもので、袖のないベスト型の服です。現代風にアレンジしてありますので、後衿ぐりは多少のカーブを描いた作り方になっています。
これまでの民衣シリーズの中では、最もパーツが少なく、作りもシンプルで一番難易度は低いと思われますが、裁断が肝で驚きもあります。
春夏には薄手の生地でおしゃれ着として、秋冬には温かな生地で背中を温めるために、フォーマルにもカジュアルにもお使いいただけるデザインですので、様々な生地でチャレンジしてみてください。
応用編として、ロングバージョンの寸法の出し方とそこへのポケットの付け方、着尺巾の裁断のコツや子どもサイズ(80〜100サイズ)の袖なしの作り方などが載っています。
*地域によっては、綿を入れて防寒着として使われた形ですが(石徹白でもそのような用途もありました)、今回の作り方は防寒用ではなく、おしゃれ着として使われた袖なしがベースとなっているそうです。
用尺
生地幅110cm x 1.4m程度
*体型によって使う布の量が異なりますので上記の用尺は目安です。
おすすめの生地
薄〜中手
S&T select. Anemoi - 薄手リネン、Drosselmeyer - ウール・ナイロンフラノやFlopsy - コットンツイード
Atelier brunette Gabardine Light
Daruma Fabric Soil - リネンキャンバス
など
その他用意する物
・ミシン糸
・縫針、裁ちばさみ、チャコペンなど裁縫道具一式
・お好きなボタン(オプション)
その他
石徹白洋品店からのアドバイス
・向いている生地:肩幅をタックによって調整するデザインですので、硬い生地より柔らかく体に馴染む生地の方が着やすい形に仕上がります。(必要用尺は作り方に記載しております)
・手縫いかミシンか:どちらでも制作可能です。ロックミシンがなくても全て手縫いで仕立てられる作り方になっています。
・アレンジ次第でロングバージョンでお作りいただくことも可能です。
サイズの出し方は一番最後と最後から二番目の写真をご確認ください。