デニム生地(Tom)でバレルパンツを作りました!

Daruma fabricのパンツパターン、「Barrel pants」。
少し丸みのあるシルエットがバレル(樽)のようなリラックス感のあるパンツです。

今回はこれをS&T selectのTom(デニム生地)で作りました。とても可愛くできましたよ!

作る中で、デニムならではの下準備や、こうした方がより見た目が良くなるかなと感じた点がありましたので、ご参考までにお伝えいたします!

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目次
01. 下準備 - 水通し
02. 変更点 - ポケットの付け方
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01.下準備 - 水通し

まず水通しは何のためにするのか、ですが、
・水に浸けてあらかじめ生地を縮ませることで、服に仕立てた後の洗濯時の縮みを防ぐため。
・色落ちによる色移りを防ぐため。
という理由があります。

デニムは縮む可能性が高く、また色落ちに関してもインディゴ染めのノンウオッシュなので非常に色落ちします。つまりTomは水通し必須な生地になります!


私がした水通し方法はこちら:

1. 容器にたたんだ生地を入れ、生地が全てかぶるぐらいの水を入れる。(一晩)
2. 軽く水気を取り、洗濯機で6分脱水。

3. また容器に生地と水を入れ、1時間置く。
4. 軽く水気を取り、洗濯機で6分脱水。

5. 3と4を2回繰り返す。

2.では黄色い水が、3.以降は青い水がどんどん出てきました。

   


これ以上やっても永遠に出てきそうなので、もういいかと終わりに。

追記:インディゴ染めは既製品も含め、洗濯のたびに色の落ちる染料ですので、水通しも色落ちが無くなるまで行わず、出来上がり後も頻繁に洗濯をしないことがおすすめされているとのこと。ですので、↑もう少し少なめで良かったかも?

調べると色止めとして酢や塩を使う方法があるようですが、今回はやめておきました。

水通し後は、色は少し明るく、青みが美しく出ましたよ。

*縫製後のゴム通しの時にも手に色が移ったので、しばらくは単品洗いがオススメです。摩擦による色移りも気をつけてくださいね。

また、水通し・目通し後に生地の長さを測ったところ、4〜5%の縮みがありました。横はほぼ変わりませんでしたよ。
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02. 変更点 - ポケットの付け方

これは好みの問題もあるかもしれませんが、表から見た時にポケットの中から裏面が見えるよりも表面が見えた方が綺麗だなと思い、ポケットをつける際、裏表を指示とは逆にして取り付けました。

*Daruma FabricではSoil・Paperでサンプルを作られており、どちらも裏表がわからない生地です。

裏面がいい方もいると思うので、どちらが好みかをチェックしてから縫うと、私みたいに縫い直す手間がかかりません〜。

またポケットの取り付けは縫製で唯一苦戦したところです。本体のカーブと、ポケットのカーブが合うように、丁寧にピン留めをしたり、しつけをしてから縫製するのがおすすめです!

こちらのパターン、作り方はとてもわかりやすく、あっという間に出来上がりましたよー。
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Tomで作るバレルパンツ、薄手のデニムなのでギャザーが寄ってもゴワゴワせず、動きやすく楽ちんなそれでいて素敵なパンツが出来上がりました! 

生地・パターン・必要な副資材がセットになったキットもご用意しておりますので、ぜひ皆さんも作ってみてくださいね!

 

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