前回はこちら → 〜その6:接着芯貼りとダーツ〜
お次はポケット付け。
前回から目立つ箇所が続くので気が抜けないですね。
胸ポケットの難所は、縫い始めと縫い終わりを三角形にするというミッション。
なぜ三角にするかというと、負荷のかかる入口を補強するためです。なので、胸ポケットは飾り程度でそんなに使わない方は、返し縫いを何回かするだけでもOKだそう。私も胸ポケットはほぼ使いませんが、今回は練習のため三角に縫いました。チャコで縫う箇所に線を引いておくといいですよ!
先生のお手本と私の初めての三角。及第点はもらえるかな?
次に肩を縫い合わせ、
襟を作ったら、
次はこの洋服で一番の難所だった襟付けです。
襟のつけ初めはここでいいの?ノッチ合ってます?と言いたくなる襟と身頃のドッキングです。襟や袖などカーブしている部分は、布に遊びがあるため、留め方に工夫が要ります!(またいつか動画でご紹介できたらと思っています。)
ピン留めをしたらミシンがけ。
まず片側が縫えました。
切り込みを入れてアイロンをかけます。
ヘタレな私は初め5mmほどしか切らず、全然カーブしませんでした。本当は縫い目の手前2mmほどまで切らないと意味がないのです。
このぐらい切りましょう。↓
では次に襟を挟み込んでいきます。
後ろ見返しを前身頃につけて、身頃で襟を挟み込み、ピン留めして、縫います。
ミシンがけ途中、手触りがなんだかおかしい?ボコボコしている・・と思って裏を確認すると、ぎゃー!後ろ身頃が二重に縫い込まれていました。
リッパーで間違えた箇所を切り、きれいに縫えてるところから少し縫い目を重ねるようにして、あらためてミシンがけ。
途中手触りが何かおかしい?ボコボコしている・・と思って裏を確認すると、ぎゃー!後ろ見頃が二重に縫い込まれている!
はい、2回も同じ間違いをやってしまいました。
ほどくのって結構時間がかかりますよね・・。
右身頃が縫えたら一回止めて生地を整える、後身頃が縫えたら一回止めて生地を整える、と丁寧にやっていたらこんなミスはしなかっただろうなと反省です。急がば回れを実感しました。
なんとか襟を縫い終えました。
ここを乗り越えたら、あとはほとんど苦労するところはなかったので、次回は一気に完成までご紹介しますね。
今日は長々と書いてしまいましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
ではまた次回〜。