針は作業のしやすさを左右する大切な道具です。
適した針を選ぶことで、仕上がりの美しさや作業効率がぐっと向上しますよ。
今日はMerchant & Millsの手縫針をご紹介。
6種類の針があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
好みや用途に応じて選びましょう。
長さの短い順からご紹介しますね。
■ Betweens(ビトウィーンズ)

短く細い縫い針で、元々はテイラーがヘム(裾)をハンドステッチする際に使用していました。現在では、キルティングにも広く活用されています。
12本のサイズ違いの針がガラスの小瓶に入っており、ゴムのストッパー付きで安心して持ち運べます。
長さ:30mm前後
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針穴のアタマがM字になっており、溝に糸を当てて引っ張るだけで簡単に糸が通せます。
針通しが苦手な方や、素早く糸を交換したい方におすすめ。
長さ:34mm~40mm
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■ FINEST SEWING NEEDLES(ファイネストソーイングニードルズ)

25本の針がセットになっており、さまざまなサイズの針が美しく並んだおしゃれなパッケージに収納されています。
持ち運びに便利で、用途に合わせて選べるため、幅広い手縫い作業に対応できます。
長さ:34mm~49mm
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■ CHENILLE NEEDLES(シェニールニードル)
刺繍用のシェニール針で、大きめの針穴が特徴。
シェニール布のような起毛した厚みのある布に向いています。
また、6種類の中で一番針穴が大きいので、太めの刺繍糸を使いたい方にも最適です。
長さ:39mm~41mm


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■ STRAWS(ストローズ)
伝統的な帽子作りにも使われていた、丸い針穴の長めの針です。
仮縫いやプリーツ加工などに適しており、しなやかに布を通るのが特徴。
次のLong Darnersより細身。長い距離を運搬するのにもおすすめです。
長さ:42mm~51mm
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■ LONG DARNERS(ロングダーナーズ)
太い糸や毛糸を通しやすい針穴を持つ、長めの針。
織物や編み物の補修に向いており、靴下のかがり縫いや大きなほころびを繕うのに最適。
Sail & Threadでのレッスンでもこちらを使用していますが、持ちやすくしっかりとしており使いやすいと評判です。ボタン付けもしやすいです。
長さ:51mm~64mm
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お好みの針は見つかったでしょうか!?
用途や生地に合わせて適切な針を選び、快適な手縫いを楽しんでくださいね!
■ Sail & Threadで扱っている手縫針・ミシン針はこちら